技術にゃんこの混ぜご飯

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【技術書】『ゲームクリエイターが知るべき97のこと 2』を読んでみた

顔文字使い回しじゃないょヾ(・ε・。)

カテゴリ:技術書
Bibliotheek BornemによるPixabayからの画像 (読書する猫

ゲームクリエイターが知るべき97のこと』について

ゲームクリエイターが知るべき97のこと』は既読です。記事は以下です。

『他の類似サイト・書籍との違い』にも触れているので、興味のある方はこちらを先にお読み下さい。

今回、このサイト・書籍を読んで新たに気が付いた点として、ITエンジニアの方々が現状の問題を解決することに重きをおいているのに対し、ゲームクリエイターの方々は問題を提示しつつ次世代のゲームクリエイターを排出することにも目を向けている傾向がありました。これは大きな違いだと思います。

あとは海外に目を向けている点です。日本のIT業界は社内の他部署や他社との交流が絶たれていることが多く、技術的な面でも残念ながら海外より遅れていると言われています。

そこに執筆時点で既に気が付き、全体で対策を始めていたという点では、ゲーム業界の方が行動が早いですね。

雑感

など、ゲーム業界だけでなく他の業界のプログラマにも有用な記事もあります。

シリアスゲーム』という単語自体は知っていましたが、ゲームを作っている方々のエッセイを読むと、具体的に問題や課題が浮き彫りになっていて、非常に興味深かったです。

この本が出たのは2013年ですから、既に5年前ですね。現在は果たしてどのようになっているのか。

読んだ理由

単にフリーランスになって仕事を受けるだけであれば、ゲームクリエイターが知るべき云々は必要ないかもしれません。

しかし『ゲームクリエイターで有ると同時にITエンジニアでもあるという点を考えれば、このサイト・書籍からも学び取れる教訓は多のではないか』と考えたのが読んだ理由です。

更に私は制作物としてAndroidアプリを考えています。ゲームになるか便利ツールになるかは分かりませんが、これらを制作する上で有用な意見が書かれているのではないかと踏んだのも、このサイト・書籍を読んだ理由でした。

結果としてこのサイト・書籍を読んだ時間は有意義なものになりました。ここに書かれていることを知っているのといないのとでは、成果物にも大きな違いが出てくるのではないかと思われます。

未完成

一度、何かを作ろうと思ったことがある人ならば、完成させることがどれだけ立派か分かりますよね。

ゲームだったら最初の方だけ作って飽きたとか、絵だったら下書きまでで自信を失くしたとか、小説だったら途中まで書いたまま放置とか、動画だったら失踪してしまったとか。

いくつかのエッセイで触れられていますが、何かを『続ける』『完成させる』というのは、それだけで才能かもしれません。