技術にゃんこの混ぜご飯

関東某所でITエンジニア生活を送るブログ主がチラ裏メモを放り込む場所

【自己学習】Progateの全レッスン制覇してみた(2018/09/15)

やりきった感_(:3」∠)_

カテゴリ:自己学習
Daria NepriakhinaによるPixabayからの画像 (レポートの上で顔を洗う白黒猫

まとまった時間が取れそうだったので、Progateの有料会員に登録して、一通りのレッスンをこなしてみました。無料で学習できる範囲はあくまでお試し程度なので、本腰を入れて取り組むなら月額 ¥980(税込)の有料会員登録が必要です。

全レッスンが終了した段階で Lv. 364 でした。プロフィール画面のレーダーチャートが綺麗です。無料会員の頃から何度か使っているので、リセットしてやり直した分も含まれているかもです。

まとめ

  • 良いと思った点
    • 超初心者がプログラミングへの触りとして使うのに最適。
    • 新しい言語を使う前に、細かい文法の違いを把握するのにもいい。
    • 実際に手を動かすので『ドキュメントを読んだだけで書けない』を防げる。
    • おすすめは『Ruby on Rails5』、実装時の順番がしっかりしている。
  • 気を付けないといけない点
    • 言語によって内容にムラがある。

詳細

学習だけに集中できる

動く環境で実際に手を動かしながら学ぶので、余計な環境構築に気を取られたり、ありがちな抜け漏れで時間を食う心配がありません。

経験者の方はよくよくご存知と思いますが、動く環境を作るのは結構大変です。cloud9なりDockerなり使えば割と簡単に作れますが、仮想環境の構築ノウハウも必要ですし、何か問題が起きた時に自分で解決できる力が必要です。

例えばRubyだとgemのインストールに失敗した場合、基本は英語のエラーメッセージで検索をかけて原因を探さなければいけません。nokogiri や mysql2 なんかは割りと有名ですね。

慣れれば大したことはありませんが、初心者がこれを解決するのは難しいと思います。なのでこの問題がなくなるだけでも、プログラミングに対するハードルはぐっと下がります。

スライドが丁寧で見やすい

にんじゃわんことひつじ仙人が会話形式で学習を進めていくので分かりやすいです。画像が多いので、まだドキュメントに免疫がない方も大丈夫です。

またスライドは『プログラムの固まりを色分けした枠で囲う』『変数内の値を具体的に書いて視覚化する』等が行われており、コードの捉え方が自然と身に付きます。

スライド検索の機能もあり、要点がまとまっているので、軽い逆引きにも使えますね。

Progate(サービスイメージ1)
Progateの紹介について

言語毎にムラがある

これから追加が予定されているレッスンも含め、まだまだ発展途上といった感じです。GitやGo言語はこれからレッスン追加されていくものと思われます。ちなみにGitⅠだけだと最低限のGitの使い方までで、branchやmergeなどにはまだ触れられていません。

また『Ruby on Rails5』『JavaScript』はバージョンが分かれていますが、『HTML&CSS』『PHP』ではバージョンが曖昧になっています。

フレームワークだとバージョンが1つずれるだけで記述方法がガラッと変わることもザラです。言語ではバージョンが上がって新しい書き方ができるようになると、既存の書き方もそれに合わせて変わっていきます。HTML5・CSS3はブラウザが対応していなければ動きません。

自分が今どのバージョンの書き方を学んでいるかは常に意識しておかないといけないポイントです。

追加の順番か、中の人の習熟度かは分かりませんが、レッスン内容にはムラがあります。あらかじめ分かった上でそういうものとして取り組んでいれば良いのですが、変に勘違いをしたまま進めてしまうと、後々つまずいてしまわないか少し心配です。

活用方法

用途としては以下になりそうです。

プログラミングを全くしたことがない人におすすめする

情報系以外の学科から入社してきた新入社員の方、分野外の開発者がプロジェクトに参加する時などに、高い威力を発揮すると思います。

全く触ったことのない言語に触れる前に、基本的な文法をチェックする

『+=』『%=』などの演算子はほぼ共通なのに、NULL値や配列になると言語によって方言並のバラバラ感があります。

これをしっかり確認するには良い学習サイトだと思います。